教えて!!Mr.アパマン

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平成23年1月度レポート (2011/2)


佐藤 淳一

 移動シーズンとなり、申込みになった物件をみてみると必ずしも安いものが決まっているわけではなく、質の高いものが比較的決まりやすくなっているようです。特に、首都圏からの引っ越しの場合、札幌の賃料はかなり安いため、札幌市内で少し高いかなと思われる物件であっても安く魅力的に感じるようです。そういう方にとっては安い物件よりも、快適に過ごせる物件の方が多少高くても受け入れられているように感じます。

 最近は単身者向けの物件では家具家電付がすっかり定着し、お客さんも最初から家具家電付物件のみ探すことが普通になってきました。当社で扱うお部屋も大家さんの個性によりいろんな部屋があります。同じマンション内で同じような家具家電が設置されているにもかかわらず、テレビを奮発して大きいサイズや一流ブランドにするなどワンポイントアクセントをつけることで雰囲気の違う部屋に仕上げていることもよくあります。お客さんも複数の部屋を実際に見ると、メーカー等を詳細にチェックしていないにもかかわらず、お金をかけた部屋の印象が残り、自然とお金のかかった部屋を選択しているケースもあります。中にはメーカーをきっちり見ていてメーカーの比較をしている方もいらっしゃいます。借りる人が自分で家具家電を買い揃える場合よりも、ハイブランド・ハイスペックなものがやはり喜ばれています。テレビのサイズ(大きさ)にこだわる人、冷蔵庫の容量にこだわる人、収納の充実にこだわる人等こだわりは人それぞれですが、自分なりのイメージを創造しながらちょっとこだわりのお部屋を提供していきたいと思います。