教えて!!Mr.アパマン

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3月度レポート(3/8)


営業部 原 琢

 近くのスーパーや電器店等を除いていると、値札が税抜表示になっているのが見受けられます。それを見ていると、もうすぐ消費税が増税されるんだという実感が湧いてきます。

 消費税が発生する場合、値札や広告には消費税額を含んだ「総額表示」が義務づけられていますが、今回の消費税増税にともなって「消費税転嫁対策特別措置法」が施工されたためで、2017年3月までは税抜表示が可能ですが、「総額表示」が望ましいと主張する団体もあり、その業界によって様々な見解があるようです。

 広告やチラシを見ると「消費税増税前に!」という文字をよくみます。
 消費税は5%から8%に上がるので、100万円のものを買えば3万円、1000万円のものを買えば実質30万円上がることになります。

 つまり大きな買い物(車や不動産等)については、増税前と後ではかなりの金額の差がありますので、「増税前に購入を」という考えもわかります。
 しかし、大きな買い物だからこそ、これで本当に良いのか、これは本当に必要なものなのか熟考して決断しなければならず、そこにちょっとした矛盾があるような気がします。

 消費税増税前のセールは、バーゲンセールにも似た感があるように思えます。
 安物買いの銭失いにならないように、買い物の際はあまり増税には踊らされず、きちんとした判断をして買い物をしたいと思います。