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大学


営業部 佐藤 淳一

 2月は大学の受験シーズンで、札幌では上旬から中旬にかけて毎日のように私立大学の入学試験が実施され、25日には北海道大学をはじめ国公立大学の入学試験が一斉に実施されました。札幌の場合は、国公立大学の入試前に私立大学の合格発表が行われ、入学金の納入手続きは国公立大学の合格発表前までにという大学が多いようです。国公立大学が第一志望で、私立大学はすべり止めの受験生も多いため私立大学では多めに合格させてたと思いますが、最近は状況が変わったようです。2016年度より文科省の入学定員超過による私立大学等経常費補助金の不交付の基準が厳しくなったようで、合格者を多くして辞退者が少なく定員を大幅に上回って入学されると大学は補助金が不交付となります。大規模大学(収容定員8000人以上)は入学定員充足率が1.2倍以上、それ以外の大学は1.3倍以上で私学助成が全額不交付となるそうです。
 全私立大学における2014年度の入学定員超過約4万5000人のうち、約8割の3万6000人が3大都市圏に集中しており、中規模以上の大学では9割が3大都市圏に集中しているという偏在が見られます。今回の措置で学生の都市部への集中を地方へ分散させることが狙いだとは思いますが、若干の方よりは少なくなっても、根本的には変わらないように思います。実際には大学自体に魅力がなければ学生は集まらないでしょうから、補助金など金銭面だけで学生を分散させるのは難しいと思います。少子化の影響もあり、定員割れの地方大学は経営難に陥るところもあるくらいですが、地方にとっても学生が減るのはデメリットがあるので、最近は地方の私立大学を公立化する傾向が見られます。
 今後は大学の淘汰がますます進むのではないでしょうか?