部屋探し体験談

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私の札幌賃貸マンション部屋探し体験記

北大 理学部3年 K.Y.

札幌での部屋探しは、入学試験の当日から始まりました。まず、私が試験を受けている間に、父がS社主催の「父兄説明会」に出席しました。ここで、S社が斡旋する部屋から希望のものを予約することができました。



実家が遠方にあり、合格後にすぐ札幌に来ることが難しい場合のみ予約できる、といった規則だったと思います。S社としては、新入生には北18条周辺の部屋を勧めているようでしたが、私の所属する学部棟は北12条周辺であり、卒業後も同じ場所の大学院に行く可能性が高かったので、12条周辺の部屋を希望しました。また、建物の新旧によって家賃が変わることは無かったので、できるだけ新しい建物を希望しました。



試験の後、S社から紹介された部屋から、いくつかの物件を実際に見に行きました。部屋の中に入ることはできませんでしたが、部屋の見取り図と建物の外観を見て、予約する部屋を決定しました。部屋の中を見られないというのは不安要素かもしれませんが、私が選んだ部屋は新築だったので、中を確認する必要はあまりなかったと言えます。



S社での予約はキャンセルが可能だったので、他の不動産屋にも行ってみましたが、気に入った物件はありませんでした。それは、まだ2月の下旬で空き部屋が少なかったため、選択肢が少なかったからかも知れません。しかし、3月には親が札幌に来られない事情があったため、S社で予約した部屋に仮決定しました。


 3月初めに合格発表があると、すぐにS社に連絡して予約しておいた物件を契約しました。そして3月末に引越しをしました。
 と言うわけで、私の部屋探しは友人たちよりも早く済んでいたのだと思います。部屋を選んだ基準は、前述の通り、12条周辺であること、なるべく新しい建物であることに加えて、セキュリティがしっかりしていることがありました。共同玄関がオートロックであり、部屋のドアもしっかりしている今の部屋は、安心して住むことができます。学生会館に住むことも考えたのですが、集団生活に近いため、プライバシーの確保(トイレや風呂など)に不安があったことや、食事つきである分家賃が高かったので、やめることにしました。


 結果として、今の部屋はとても気に入っています。札幌の冬は自転車が使えず、雪の日は外を歩くのも大変なので、12条周辺にしたことは正解だったと感じています。ただ、家賃が高めであることは少し辛いですが。でも、冬でもとても快適なこの部屋は、もう手放せません。