マンション投資の鉄人

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第九の鉄人

だから素人は株は止めとけと言ったでしょう。:不動産で愚直に淡々と。

神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント)

 さて、今回のIT関連株の暴落で何人の人が路頭に迷ったでしょうか?ライブドア株と共にクラスを登って来た人も大勢いたでしょう。しかし、The End.です。

 厳密に言えば、ライブドアのようなきな臭い株を買って収益を上げて来た人は投資家ではありません、彼らは紳士の顔をした無法者です。投資家というのは世間では少し誤解がありますが、危ない橋は渡りますが公序良俗に反して良いというものではありません。逆に一般人以上に公序良俗に反していないかどうか常に注意しなければいけないのです。

 三菱自動車の時も言いましたが、嘘はこれだけだという事はまずありません。嘘をつく人間や組織はいつも嘘をつきます。堤の決壊も蟻の一穴からと言われるように、最初の一穴がうまく行くと後は拡大有るのみなのです。
要するに投資家は蟻の一穴さえ不正はやってはいけません。これをやったら必ず破滅します。私は不正をしません、人間性が優れているからではありません、それをやったら将来自分が不利になるという打算からです。

 とにかく、自分のビジネスにいかがわしいものをリンクしてはいけません。目先で利益が出るので惑わされるわけですが、いかがわしいものは即座に排除して将来の大きな損失の可能性の芽を摘む事です。人間はあの時ああしておけば良かったと思う後悔をよくするものです。

 おそらく世間ではまた一般論として投資に対する否定的な言論が増えるでしょう。自らが投資に踏み切れない臆病者はそれみたことかと鬼の首でも獲ったように騒ぐのです。しかし、今回の問題は投資という行為が問題では無いのです。不正をやった企業と薄々それを知りながらその利益に群がった無法者の自業自得の物語なのです。

 先日、レクサス店の前で信号待ちで停止していたら初老の紳士がソアラを見ながら説明を受けていましたが、一目で富裕層とわかる雰囲気を持っておられました。人間というのは本当に置かれた環境で雰囲気が醸し出されて来るのですね。これはある年齢になるとブランドのバッグを持ったりしてもごまかす事ができるようなものではありません。

 連合の高木会長がパートタイマーの賃金が公序良俗に反するというような事を言われていましたが、本当に頭の良くない人には受難の時代だと思います。規制が無いという事は頭の良い人間がおいしい所は皆先に持って行ってしまうという事なのです。まさにマルクスの言う労働階級からの搾取以外の何物でもありません。ただ、中国の人件費がグローバルスタンダードとなってしまった現在もう単純労働に対する賃金のようなものは後戻りはしないでしょう。

 まあ、知力に自信の有る人はポートフォリオの一つとして、自信の無い人は車一台買ったと思って収益用の不動産は買っておいてください。必ず将来良かったと思う日が来るでしょう。
とにかく、愚直に淡々と進める事です、急いては事を仕損じるものです。