マンション投資の鉄人

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第二十二の鉄人

不動産投資って儲かるの?

東北地方在住 瀬谷 潤

「不動産投資」という言葉に、あなたは何を感じますか?
自分には関係のないもの。何となく胡散臭そう。だまされて損をしそう。多額の借金を抱え込みそう・・・・。
このように不動産投資に対し、マイナスのイメージで捉えている方も多いと思います。
対して、「家賃収入」という言葉に憧れを抱く方も、又多いのではないでしょうか?

「不動産投資って儲かるの?」って人に聞くのは、「結婚したら幸せになれるの?」って聞くのと同じだと思います。
結婚したからといって、誰もが幸せになれるとは限らないように、不動産投資をしたからといって、誰もが儲かるわけではありません。
ぼくのように、投資をしたマンションが競売にかけられ、多額の債務だけが残ってしまう人もいるでしょうし、ぼくはまだしたことはありませんが、自己破産にまでいってしまう人もいることでしょう。
「結婚したら幸せになれるのか否か?」は、二人で生涯かけて努力し、協力して結論を出さなければならないように、「不動産投資が儲かるのか否か」は、投資を実践しようとする投資家が、生涯かけて勉強し、努力して結論を出さなければならないものだと思います。

船を操り、魚を獲りに海に出て行くのは危険か?と問われれば、操舵技術や海や天候の知識のないまま海に出て行くのは、「危険」というよりも「無謀」としか言いようがありません。
しかし船舶免許を取得し、海や天候などの知識をしっかりと身に付け、天候や潮の状態を十分に見極めた上で、海に出れば、そう危険なことではないと思います。
船を操り、魚を獲りに海に出て行くという例えは、株式投資や不動産投資にあたると思います。
対して、岸壁や磯などで魚を釣るという例えは、金融商品にあたると思います。
大きなリスクもない代わりに大きなリターンもない。
かといって、岸壁や磯での釣りが絶対に安全かといえば、転落や思わぬ高波による事故に遭遇する可能性もある以上、まったく危険がないとは言えません。
やはり大物を釣ろうと思ったら、船を操り、沖に出るしかありません。
生涯に渡る、安定した家賃収入を得ようとするなら、しっかりと勉強をし、勇気を奮って、不動産投資という名の海に漕ぎ出すしかないと思います。

著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』    マイブックル 

『住宅ローン破綻 競売があなたを救う~実践者が語る最後の解決策』    早稲田出版

オフィシャルブログ 『瀬谷流プチ不動産投資日記』